電子タバコとは、「リキッド」という香料を含んだ液体を電気で熱し、発生した水蒸気を喫煙して楽しむ器具です。 欧米では「VAPE(ベイプ)」と呼ばれ、急速に市場が拡大しています。

VAPEオンライン内での「電子タバコ」の記載はすべて「VAPE(ベイプ)」についてです。 日本では iQOS(アイコス)のような「ヒートスティック型タバコ」や、 Ploom TECH(プルーム・テック)のような「たばこカプセル」を使用するタイプも電子タバコと呼ばれる場合がありますが、それらの説明ではございませんのでご了承ください。
Q.リキッドとはなんですか?
A.
リキッドとは、水蒸気の元となる香料を含んだ液体です。定番のメンソールやタバコ風味以外にも、フルーツやスイーツ、カクテルなどの風味も人気です。
Q.リキッドの原料はなんですか?
A.
ほとんどのリキッドは以下の2種類の原料だけで製造されています。
プロピレングリコール(PG)
ベジタブルグリセリン(VG)
PGやVGは、食品添加物や化粧品にも使用される成分です。香料もPGから製造されています。メンソール系リキッドにはハッカ油が使われている場合もあります。
Q.ニコチンは入っていますか?
A.
入っていません。日本では薬事法により、ニコチンを含むリキッドの販売・譲渡などが禁止されています。
Q.タールやその他の有害な物質は入っていますか?
A.
入っていません。リキッドの原料は食品添加物にも使用されるPG、VGという安全な成分です。
Q.副流煙による受動喫煙の心配はありますか?
A.
ありません。電子タバコの水蒸気には、ニコチン、タールなど有害な物質は入っていません。
Q.犬や猫などペットの前で使用してもいいですか?
A.
猫の前では使用しないでください。リキッドの原料であるPG(プロピレングリコール)は猫に対しての影響が認められており、ペットフード安全法によりPGを使用したキャットフードの製造、販売は禁止されています。
キャットフードのように直接食べて吸収するものではありませんが、猫の前での使用は控えてください。
なお犬への影響はないことが確認されており、ドッグフードへのPGの使用も禁止されていませんが、心配な場合は同様に控えてください。その他のペットも同様です。
(ペットフード安全法では「猫用には用いてはならない」とだけ指定されています。)
Q.禁煙できますか?
A.
「禁煙補助薬」としての効果はありません。イギリスでは医薬品庁により正式な「禁煙補助薬」として認可されていますが、日本ではニコチンを含むリキッドは販売できないため医療効果はありません。
ただし習慣で紙巻きタバコを吸っている人の場合、電子タバコを使用することで禁煙や減煙に繋がることが多いようです。
Q.節約できますか?
A.
喫煙者が紙巻きタバコから電子タバコに替えると、多くの場合で節約に繋がります。 紙巻きタバコを1日1箱のペースで吸う人が電子タバコに替えると、平均で月に約1万円程度の節約になります。
Q.ランニングコストは1か月に何円くらいですか?
A.
電子タバコではリキッドと、「コイル」という部品が消耗品のため定期的に購入する必要があります。
紙巻きタバコを1日1箱のペースで吸う人ですと、1か月に15mlのリキッド1.5個、コイル2個程度の目安です。
リキッドやコイルの種類によって価格は異なりますが、約2700円程度となります。
Q.リキッドから発ガン性物質が検出されたとニュースで聞きました
A.
発ガン性物質(ホルムアルデヒド)は、実際にはリキッドではなく電子タバコ本体に付着していたと考えられています。
電子タバコ本体の金属部品を削るための切削油にホルムアルデヒドが含まれており、製造後に部品がきちんと洗浄されていなかった可能性があります。
VAPEオンラインでは信頼できるメーカーのみと直接取引しており、ずさんな管理で製造された製品は取り扱っておりません。

また、ホルムアルデヒドが検出されたという電子タバコ本体やリキッドについて、メーカー名や銘柄が公開されておらず、電子タバコと一括りにすることはできません。
高温で加熱することでリキッドがホルムアルデヒドに化学変化するという検証も行われていましたが、通常の使用状況とは異なる状況(普通の電子タバコでは出ないようなボルト数、加熱時間、コットンを挟まず金属を直接加熱する、など)のため、こちらも一括りに判断はできません。
Q.ニコチンなしのリキッドからもニコチンが検出されたとニュースで聞きました
A.
欧米ではニコチンを含むリキッドの一般販売が許可されています。メーカーによってはニコチンを含むリキッドとニコチンなしのリキッドを同じ工場のラインで製造しており、ニコチンが付着して入り込んでしまう場合があります。
VAPEオンラインでは日本のメーカーによる日本製リキッドのみを取り扱っているため、必ずニコチンは含まれていません。
Q.電子タバコが爆発したとニュースで聞きました
A.
欧米や、日本でも一部の電子タバコユーザーの中には、電子タバコを自分で改造するユーザーがいます。
電子タバコにはリキッドを熱するためのコイルという部品がありますが、そういったユーザーはより多くの水蒸気を出すために抵抗値の低いコイルを自作したり、本体やバッテリーそのものを改造することもあります。
そのような正規の使用方法以外による使用が、爆発の原因ではないかと考えられています。

またいわゆる「メカニカルMOD」と呼ばれるタイプの電子タバコが主に爆発しています。メカニカルMODはバッテリーのパワーをそのままコイルに伝えるシンプルな構造のため強力なミストが出ますが、保護機能がないなど、きちんとした知識がないまま扱うと非常に危険です。
ニュースなどでは「電子タバコが爆発」と一括りにされ、どの機種でも危険かのように報道されていますが、実際には一部のタイプの製品のみが爆発している現状です。
Q.年齢制限はありますか?
A.
ありません。日本で販売されるリキッドにはニコチンが含まれておらず、20歳未満の使用も法的に問題ありません。
ただし電子タバコ販売店側で自主規制を行っている場合もあります。
なお、 iQOS(アイコス)などの「ヒートスティック型タバコ」や、Ploom TECH(プルーム・テック)の「たばこカプセル」にはニコチンが含まれるため、紙巻きタバコと同等の法律が適用され、購入・使用ともに20歳未満は行えません。
Q.副流煙が無いなら喫煙禁止の場所で吸ってもいいのですか?
A.
マナーを守ってご使用ください。法的には問題ありませんが、他人に誤解されるような行動や、他人を不快にするような使用方法はお控えください。
インターネット上には、電子タバコに関する古いニュースや誤った情報が未だに公開され続けている場合や、法規制の異なる海外での情報と混同されている場合などが多々ございます。 ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
出典元:電子タバコ専門店ベイプオンライン 詳しいことはブラウズ